東陽興業株式会社では26日、COSMO石油グループと共同で、立会い荷卸し訓練を実施しました。
「立会い荷卸し」とは、ガソリンスタンドや運送会社、工場などタンクローリーが石油製品を荷卸しする際、配送先の担当者に立ち会っていただき、共同で確認しながら作業することを指します。本来、法律などで立ち会いは義務付けられていますが、長年形骸化していたのが実態。近年、「コンタミ(混油)事故」防止への効果が注目され、荷主や業界団体、消防などが立ち会いの重要性を周知しています。
今回の訓練では我々の荷卸し作業の技術向上及び、荷主や消防関係者の意識向上に向け、当社の本社営業所にて「ハイテク(混油防止装置)搭載車両」と「非搭載車両」の両方を使い、作業の手順や間違ってしまった場合の対応などを実践的に学びました。
本来、運送会社が完璧な作業を行うことが前提ですが、人間がやることですからどうしてもミスや失敗があります。当社としては一つでも事故を減らすよう日々の安全教育にも力を入れていますが、機械や、立会い者の協力も欠かせません。みんなの総合力で事故を防いでいくために、こうした活動は今後も続けてまいります。
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